"彼女がいなくなった後は、音楽を作ろうと思ってコンピュータに向かっても、音がまったく新鮮に聴こえなくなってしまったんです。今までは、マリアがおなじ部屋にいて、そこに彼女の声があった。それが、いまは、ない。彼女の声が聴きたいという欲求があるなかで、自分がつくる電子音のループを、黙って、マウスを握ったまま聴きつづける――そんな状態には耐えられなかったんです。"

渇望の状態
渋谷慶一郎 インタビュー | Web Magazine OPENERS - LOUNGE INTERVIEW